よくファミコン後味悪い系のスレで語られる中で出てくるスーパースターフォースのエンディングの話
ネタバレ含む
スーパースターフォースのエンディングは昔のゲームにも関わらずマルチエンディング方式だった
この頃リリースされたテクモ社のファミコンゲームはマルチエンディングを売りにしていて、マイティボンジャック・ソロモンの鍵・アルゴスの戦士もマルチエンディングがリリース前に謳われていたのをよく覚えている
スーパースターフォースの場合
よくバッドエンドとトゥルーエンドで語られるけど、
所謂バッドの方は・・・
時の秘石を7つ集めた主人公ラルフがゴーデス本体倒した後、時空歴元年より前の時代に興味を持ち時空間移動を試みる
行きついた先はなんと西暦2137年、つまりこの現実世界の未来都市上空だった
迫りくる地球防衛軍
猛烈な特攻攻撃と弾幕を潜り抜けた先には巨大な宝石みたいなものが・・やることないのでビーム打ってたら判定あるししばらく打ち込むと眩い光とともにエンディング
ノルムの語りが始まり、破壊したものはゴーデスの封印だった、君は秘石による封印を選ばず興味本位で過去を探り、また君の行動によってこの歴史は閉じられ、ゴーデスの殺戮は繰り返されるだろう・・・と
ま、ゴーデス復活させたのはプレイヤーさ、あんたですた!っちゅうエンディング
で、トゥルーの方はというと・・
秘石だけではゴーデスの封印が不十分、これを補完するのにはクレオパトラの力が必要だとなり※ノーヒント、ただ前作やってたらクレオパトラが重要キャラちゅーかアイテムなのに出てきてないのは感づくかもしれん※
それを西暦2137の世界に持ち込んだら封印の少し手前に封印の迷宮が出現
内部で秘石7個を用いた完全な封印でゴーデスは消え去り、地球は変わらぬ繁栄を続けた・・
一見グッドエンドだけど皆が言うには歴史が変わったなら、せっかく世界を救った英雄なのに皆知らん、てか存在そのもの・・・主人公生まれてへんがな、となりうーーーん、なんだかなあ・・となっているので、まあ後味悪い系に組み込まれている
ファミコンなのでメモリの加減かテキストエンディングだし、意図的なのかメモリなどの技術的な限界だったのかはわからないが掻い摘んで書いてあるだけなので内容が詳しくないのよな
そのまま読めばどちらにせよ、うーーんなエンディング
ただなあ、昔見たゲーム漫画で、グッドエンドの考察があったような・・・
当時、文庫サイズのゲームブックがたくさんあって、何処のどんな本だったか忘れたけど
そのストーリーにちゃんと任務を果たしたラルフは繁栄した未来世界※暦が時空歴から地球歴にかわっていた※に戻り、そこでその世界での自分の立場、立ち位置でその世界の平和と繁栄を享受しているシーンで幕を閉じる、つまり本人はゴーデスとの死闘やその他の冒険の記憶を持ちつつその位置に収まる バックトゥザフューチャー の方式でエンド、てのを見たことがあるんよなあ
この方がしっくりくるような気がするのはわしだけか
※2023/3追記 色々物の本読んでると、こーゆータイムパラドックスものでよくある設定で『特異点』ってのがある つまり、タイムパラドックスによって引き起こされる様々な現象の影響を受けない存在ってやつ
ラルフはまさにそれなんじゃないかと思うのだがどうか
やっぱ物語はハッピーエンドがいいぜ
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